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冬タイヤの寿命は“硬さ”で決まる!硬度計で新品・中古タイヤの状態を数値で確認

別角度から撮影した硬度計の計測シーン。トレッドブロックの形状がよく見える。 アイテム紹介
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① はじめに(結論から)

冬タイヤを中古で探すとき、多くのヤフオク出品ページや販売サイトでは、「製造年」や「残っている溝の深さ」はしっかり記載されています。
しかし、最も大事なのは“ゴムの硬さ”なのですが、その硬さ(=タイヤの柔軟性)を数値で示しているページはほとんどありません。

冬タイヤは、ゴムが柔らかいほど凍結路面の凹凸に密着し、ブレーキや発進時のグリップ力をしっかり発揮します。
つまり、溝が残っていてもゴムが硬化していれば、本来の性能は出せません。

実は、硬度計を使えばタイヤの硬さを誰でも簡単に数値で確認出来るんです。
今回は、実際に自分のジムニーに装着している
「YOKOHAMA iceGUARD SUV G075(ヨコハマ・アイスガード)」の硬さを、購入した硬度計を使って測定してみたいと思います。

ジムニーの右前輪を撮影。新品のYOKOHAMA iceGUARD SUV G075が装着されている。

この記事を通して、「中古タイヤ選びで本当に大切なのは“硬さ”である」ということを、実際の測定結果とあわせてお伝えしていきます。

② なぜ“硬さ”が大事なのか

冬タイヤの性能は、見た目の溝よりもゴムの柔らかさ(=弾力)によって大きく左右されます。
ゴムが柔らかいほど、凍結路面の細かい凹凸にしっかり密着し、ブレーキや発進時のグリップ力を確保できます。

逆に、長期間使ったり経年劣化が進むと、ゴムが徐々に硬化していきます。
一見すると溝が十分に残っていても、内部のゴムが硬くなっていると路面に密着せず、氷の上でタイヤが“滑る”ような状態になります。
これは、ちょうど古くなった消しゴムが固くなって紙に食いつかないようなイメージです。

特に北海道のように気温が低い地域では、ゴムが冷えてさらに硬くなりやすいため、
「見た目がきれいだから大丈夫」とは限りません。

つまり、冬タイヤの寿命を判断する上で最も重要なのは、
「どれだけ柔らかさを保っているか」=「どれだけ硬化していないか」なのです。

硬度計を使えば、この“硬さ”を数値で把握できるので、
感覚ではなく客観的な基準でタイヤの状態を判断できるようになります。

③ タイヤ硬度計とは?

タイヤ硬度計とは、ゴムの「硬さ(ショアA)」を数値で測定できる便利な道具です。
使い方はとても簡単で、タイヤの表面に測定部分を押し当てるだけ。
針の沈み込み具合によって、ゴムの硬さが数値で表示されます。

硬度の単位は「ショアA(Shore A)」というもので、
数字が小さいほど柔らかく、数字が大きいほど硬いことを意味します。
たとえば新品タイヤであれば40〜50台、硬化が進むと60を超えるケースもあります。

価格は3,000〜5,000円前後で、Amazonなどでも手軽に購入可能。
アナログ式とデジタル式があり、デジタル式は数値が見やすく記録も簡単です。
小型で持ち運びもしやすいので、家庭でも気軽に使えます。

測定のポイントは以下の通りです。

  • 外気温10〜20℃程度のときに測ると安定した値が出やすい
  • タイヤ表面の汚れやホコリを拭き取ってから測定する
  • 1本あたり3〜4か所を測り、平均値を取るとより正確

硬度計が1つあるだけで、「今のタイヤがまだ柔らかいのか、それとも硬くなってきたのか」を数値で判断できるようになります。
見た目ではわからない“ゴムの劣化具合”を知る上で、非常に役立つアイテムです。

④ 購入した硬度計の紹介

今回使用したのは、Amazonで購入した
「FieldNew タイヤ硬度計(ショアAタイプ)」 です。
スタッドレスタイヤの状態を“色”で判定できるタイプで、
針が動くアナログ式のシンプルな構造になっています。

▶ 購入先:
FieldNew【タイヤの状態が色で分かる】硬度計 日本語操作マニュアル・保証書付(Amazon)

FieldNew タイヤ硬度計のAmazon商品ページのスクリーンショット。価格や商品説明が表示されている。

本体は金属製でずっしりとした質感があり、
ダイヤル部分には「緑・黄・赤」のゾーンが色分けされています。
針がどの位置を指すかで、タイヤの状態を直感的に判断できるのが特徴です。

緑:柔らかく性能良好(新品〜使用OK)
黄:やや硬化(あと1シーズン程度)
赤:硬化が進行(交換を検討する時期)

FieldNew タイヤ硬度計のメーター部分。針が中央付近を指し、緑・黄・赤のゾーンが確認できる。

操作は非常に簡単で、測定面をタイヤに軽く押し当てるだけ。
1〜2秒ほどで針が止まり、その位置を確認するだけでおおよその硬さがわかります。
デジタル表示ほど細かい数値は出ませんが、
「柔らかい・普通・硬い」が一目でわかるため、日常的なチェックには十分です。

FieldNew タイヤ硬度計を横から撮影した写真。金属ボディの質感と厚みがわかる。

また、日本語マニュアルと保証書も付属しており、
初めて使う人でも迷わず扱える安心設計です。
冬前の点検用として1台持っておくと、中古タイヤや保管中タイヤの状態確認にとても便利です。

FieldNew タイヤ硬度計を手に持った状態で撮影。

⑤ 実際に測ってみた(実測データ)

今回は、実際に自分のジムニーに装着している
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075(185/85R16) の硬さを測定してみました。
このタイヤは製造年が2022年製ですが、先月に新品で購入したもので、
今シーズン(2025-2026年冬)から使用を開始します。

スタッドレスタイヤのトレッド面を接写。細かいブロックパターンとサイプが見える。

測定は、前後4本のうち1本をサンプルとして、
トレッドの「中央・外側・内側」の3か所で計測しました。
想定日の外気温は約12℃、タイヤは走行前の冷えた状態で測定しています。

測定結果は以下の通りです。

  • 中央部:54
  • 外側:53
  • 内側:54
  • 平均:約53

新品ということもあり、正直50前後の数値を想定していたのですが、
実際に測ってみると 53〜54 と、思っていたよりも少し硬めの結果でした。
おそらくこれは、製造が2022年で約2年以上保管されていたことによる表面の硬化が
影響しているのだと思います。

もしこの計測をしていなかったら、
「新品だからまだ柔らかいはず」と思い込んで使っていたと思います。
実際には、すでに少し硬めに進んでいる状態のタイヤだったことが分かり、
測定して初めて気づけた事実でした。

この結果から、やはりタイヤの状態を数値で把握することの大切さを実感しました。
平均53であれば「許容範囲(〜55)」に入っており、冬タイヤとしての性能は十分に確保できます。
この状態なら、今シーズンを含めて3〜4シーズンは問題なく使えそうです。

もちろん、保管環境や走行距離によって硬化の進み方は変わるため、
毎年シーズン前に同じ条件で測定し、どの程度硬くなっていくかを確認していく予定です。
感覚ではなく、数値で状態を追えるのが硬度計の大きなメリットです。

⑥ 硬度別の判断基準

タイヤの硬さは「ショアA」という単位で表されます。
数値が小さいほど柔らかく、数値が大きいほど硬くなります。
冬タイヤの場合、この“柔らかさ”が命で、わずかな硬化でも性能が大きく落ちてしまいます。

下の表は、硬度ごとの状態目安と交換の判断基準です。

硬度(ショアA)状態の目安判断基準
40〜50台(新品時)非常に柔らかく、凍結路面の凹凸に密着。最大限のグリップ力を発揮。性能最良・安心して使用可能
〜55(許容範囲)十分な柔軟性があり、冬タイヤとして必要な性能を維持。使用継続OK
60以上(交換推奨)ゴムが硬化し、密着性が著しく低下。雪道・凍結路面で滑りやすくなる。交換を検討する時期

一般的に、新品のスタッドレスタイヤは40〜50台が多く、
使用年数や保管環境によって少しずつ硬度が上がっていきます。
55を超えたあたりからグリップ力が低下し始め、
60を超えると氷上性能は大きく落ちてしまいます。

つまり、「見た目の溝より硬さが寿命を決める」ということ。
硬度計を使って測れば、タイヤの安全性を“数値で見える化”できます。

⑦まとめ

冬タイヤの寿命を判断するうえで、見た目の溝や製造年よりも大事なのは「ゴムの硬さ」です。
どんなに溝が残っていても、ゴムが硬くなってしまえば本来の性能は発揮できません。
特に氷上や雪道では、わずかな硬化でもグリップ力が大きく落ちてしまいます。

私自身もヤフオクなどで中古の冬タイヤを探すことがありますが、
ほとんどの商品ページには「製造年」と「溝の深さ」しか書かれていません。
そんなときは、質問欄で少し遠慮気味に聞いてみるのもおすすめです。

「製造年や残り溝だけでなく、もしお持ちであれば硬度計で測ったゴムの硬さも教えていただけますか?」

と一言添えるだけで、意外と丁寧に答えてくれる出品者さんもいます。
タイヤは保管環境によって硬化の進み方がまったく違うため、
たとえ「去年製造」や「2年前の新品同様」と書かれていても、
保管が悪ければ60以上の硬さになっていることも珍しくありません。

製造年が新しくても、溝がしっかり残っていても、
硬度が60を超えているタイヤは“使うべきではない”というのが私の考えです。

結局のところ、冬タイヤで一番大切なのは柔らかさ。
これからは、「製造年・溝・硬さ」の三拍子で判断するのが安全です。
タイヤ硬度計を1つ持っておけば、誰でも簡単にチェックできます。

そして最後に――
硬さこそが冬タイヤの命。これを一番伝えたいのが、私ビッグコーギーです。

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